GFP
green fluorescent protein


撮影地/実験室

 GFP (green fluorescent protein) は蛍光強度の改善や溶解度の増加を目的とし、オワンクラゲの蛍光蛋白質に変異を導入した緑色蛍光蛋白質である。至適波長の励起光を吸収することにより蛍光を発し、この蛍光を目的の生物内で生きたまま観察する事が可能である。注目したい特定の蛋白質に標識として融合させ、蛍光を観察する事によって特定蛋白質の局在を観察する実験が広く行われている。
 上に293細胞株にGFPを一過性に発現させたものを示した。488 nmで励起後、507 nmの蛍光を共焦点顕微鏡で観察し、明視野における細胞の画像とマージした。細胞質と核全体にGFPの発現が見られた。
 蛍光を発する蛋白質として、他にGFPに変異を導入し、それぞれ黄、藍、青色に蛍光するYFP, CFP, BFPや、イソギンチャクの近縁種Discosoma striataから単離された赤色蛍光蛋白質、DsRedが知られている。

 おまけとして学生時代に撮影した画像を載せてみました。
 でも、その時の教授に「この画像はピントが甘い」と言われた事を今思い出したよ!

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